父が人工肛門になったのは、2年前の11月でした。

前日、父は職場から言われ、健康診断を受けました。

そして、バリウムを飲んでいたので、これを出そうとした と聞いた。

父は糖尿病などの病気一つなく、元気な人だったので、救急車で運ばれて、最悪、死んでしまうかも・・・と聞いたときはびっくりした。

手術は2時間くらいの予定が結局6時間以上かかった。

命は取り留めたけど、数日間は集中治療室だった。

この時、私は、実家からはるか800km以上離れた場所に住んでいたので、駆けつけることは出来なかった。

手術が終われば電話をするといった母からの電話はなく、時間だけが過ぎていった。


手術は成功し、助かった父。

この時は、体内にあるバリウムを無理矢理出そうとして、腸が破裂したんだと思っていたが、実は腸に癌があったことがわかったのは、この時から約1年くらい過ぎた時だった。